2012年5月26日土曜日

横浜道場 特別編 「アジャイル開発 基本のキ」 に参加してきました #agilesamurai #横浜道場

横浜道場 特別編 「アジャイル開発 基本のキ」
http://kokucheese.com/event/index/33598/

2012/05/25 アジャイルサムライ読書会 横浜道場 特別編 「アジャイル開発 基本のキ」 #agilesamurai #横浜道場 #nawoto_girls
http://togetter.com/li/309709

今回は、「アジャイルを知らない人たちにアプローチするにはどんな方法があるのか」というのに興味があったので参加いたしました。



今までと何が違うのか

  • 今まで
    • 遠い目標(本当に達成すべき目標なのか分からない)に向かって、計画通りに進める。
  • アジャイル
    • 優先度の高いものから順番に確認しながら、計画を軌道修正して進める。
これだけの期間と資金を掛ける価値のあるプロダクトなのかを、
出資者だけでなく開発者側も考えて行かなければならないということが、受け身で開発してる場合は抜け落ちてると思いました。

ワークショップ

  • 小さく、短く、細かく行うことでフィードバックループを構築する。
  • 何回かイテレーションを回す過程で改善する。
  • 改善方法や仕事の進め方は、チームで考える。
  • お互いに共有できるモノを増やす
トランプを利用した簡単なゲームでしたが、ちゃんと改善に向かえたという実感がありました。
ちゃんと発注側と意見を交換することで、ゴールを共有できたというのも大きいと感じました。

持ち帰って明日から

  • プラクティスはあくまでもキッカケにしか過ぎない
  • すぐに実行できて効果的なことからやろう
  • 少しずつ確実にやろう
プラクティスによって今までなんとなく見えていたものがより見やすくなり、確認できるようになったと思います。
現状が上手くいっていないと認識しているのであれば、改善していくという意識を持って行動しようとするでしょう。
現状に満足してただ与えられた仕事だけやれればいいと考えている人でなければ。

そもさん、せっぱ

まさか自分の質問が取り上げられるとは思っていませんでしたが、
答えていただきありがとうございました。
私の質問は、「アジャイルであり続ける為に気を付けている事は何ですか」でした。
返ってきた内容は守るべきものがあるということと、顧客の為になっているという実感等でした。
精神的な報酬というのは、金銭とは違った形で上の次元へ進むためにも必要なのだなと感じました。

それ以外の質問で多かったのは、インセプションデッキについてでした。
返答の中でインセプションデッキはブレストではないというのが、一番印象に残りました。
短くまとめるためにはお互いの認識をすり合わせる必要があり、
まとまった内容がたまたまスライドだったというのは、面白いアプローチだと感じました。

前日が講師の西村さんの誕生日だったそうなので、埼玉道場の@inda_reさんからケーキの贈呈が行われました。
おめでとうございます。

あと、西村さんからアジャイルサムライの本にサインを頂くことが出来ました。
この本に出会えて良かった。
 #agilesamurai #横浜道場 
... on Twitpic
今回の内容を踏まえて周りの人にどうやってアプローチしていこうか考えてみたいと思います。

最後に、講師の西村さん、横浜道場のスタッフの皆様、会場を提供して下さった株式会社アットウェア様
ありがとうございました。

2012年5月19日土曜日

第3回:これからのエンジニアリングの話をしよう に参加してきました #vcafe

第3回:これからのエンジニアリングの話をしよう 〜SIerから出るキャリアパスを考える〜
http://venturecafe.jp/event/engineering/2119/

20120518_第3回:これからのエンジニアリングの話をしよう_SIerから出るキャリアパスを考える
http://togetter.com/li/306277

前回の第2回に参加してとても面白い内容だったので、今回も参加いたしました。

パネルディスカッション

以下の質問に対するアプレッソの小野さん、リクルートの志田さん、萬田さんの返答から展開されました。
  1. どうして出ましたか?
  2. 出て、いちばん良かったことは何ですか?
  3. 出て、後悔したことはありますか?
達成したから次のステップのため、自分がやりたかったことをやるために出たという話があったので、自分のこれまでと向かう方向を把握するのは、どの状況下でもやっておくべきことだと感じました。

自分の作ったプロダクトが親や親戚に自慢できるって言うのは、確かにモチベーションにつながると感じました。
例えそのプロダクトがBtoC以外であったとしても、自信を持てるものだったと思うことは大切だと思います。

出た後に次の場所を探した場合、だいたい以下の3つになるということでした。
  1. 別のSIer
  2. ユーザ企業
  3. Web企業
ユーザ企業には、ITに関係ない企業も含まれてます。
ユーザ企業にも、成功体験の途中や過去にあった場合は、保守的になりがちでチャレンジを許すようなところはなかなか無いそうです。

自分の思考と企業風土、社風が合うような企業だという意見に3人とも同意してました。

では、どのようにしてそのような企業を見つけるのかは、
  • ソーシャルなツテを使って現場の人の話を聞く
  • 差別化をどのようにしていくのか考える
  • 「なぜウチを選んだのか?」という問いに対して、明確な答を返せるような企業を選ぶ
  • 自分がやりたいことやできることを明確にする
といったようなことが挙げられました。
小野さんの話から情熱や向上心といった気持ちをどれだけ伝えられるのかというのも大きいと感じました。
あと「LAST MAN 戦略」というキーワードがとても印象に残りました。
持続可能な成長を実現する「ラストマン」という自分戦略: 八百屋になりたい人が肉屋に入ってしまったらどうするか? - 小野和俊のブログ http://blog.livedoor.jp/lalha/archives/50140618.html
この話を聞いて自分の支柱になるものを築くことで、自分の居場所も作ると考えました。
ただし、それがその企業内でしか使えないものかそうでないかは、考える必要はあると思います。

ワールドカフェ

「やる気を持って仕事をするためにどのようにするのか」というテーマでした。
私は現状のやる気を60%と見積りました。残りの40%は、将来に対するいろいろな不安です。

前回と今回と、ひがさんとご一緒出来る機会があり、とても貴重な体験が出来ました。
ファシリテーターをして下さり、充実した内容になりました。

現状を話すことで、向かう先を見つけられたような気がします。
技術者として現場から技術力をベースとした判断をしたり、上の判断をサポートできるような
そんなスキルを身に付けていきたいと思うようになりました。

懇親会は、東京の夜景を眺める素晴らしい場所で行われたのですが、面白い話を聞けたりしてとても楽しい時間を過ごせました。

最後に、登壇されたひさがん、小野さん、志田さん、萬田さん、ベンチャー・カフェのスタッフの皆様、会場を提供して下さったリクルート様
ありがとうございました。

2012年5月15日火曜日

スクラム道フルブーストに参加してきました #scrumdo

スクラム道 Full Boost 「青物横丁制圧作戦」
http://www.taoofscrum.org/contents/post/240

スクラム道フルブースト
http://taoofscrum.doorkeeper.jp/events/1126-%E3%82%B9%E3%82%AF%E3%83%A9%E3%83%A0%E9%81%93%E3%83%95%E3%83%AB%E3%83%96%E3%83%BC%E3%82%B9%E3%83%88

2012/05/11 スクラム道フルブースト #scrumdo
http://togetter.com/li/301183

スクラム道については、横浜道場のスライドでちょくちょく見かけていたので行ってみたいと思っていました。
また、スクラム自体は全くやったことがないので、実際にやられている方々が前で話すという場があるのは貴重だと思い参加しました。

再演

個人的には、以下の演目の再演を望んでいました。
「スプリント計画ミーティング」 ナイスビアの人、アジャイルコーチ 永瀬美穂(@miholovesq)
しかし、厳選なトーナメントの結果、以下の演目が再演されました。
もし機会があるのであれば、今回再演の機会が無かった演目も聞いてみたいと思いました。

「プロダクトバックログ」 裏切り者、アジャイルプラクティショナー 今給黎隆(@imagire)

プロダクトバックログの導入をもし始めるとしたら、自社製品の追加機能とかだろうなぁと感じました。
いきなり受託でお客様を巻き込んでというのは無謀だし、お客様自身がどこまで関わってくれるのか読めないと思うからです。
プロダクトオーナーも自社製品なら社内にいる人だし、自分の会社の事情であればある程度は把握出来ますし。
他のプロジェクトのバックログを手に入れるにはどうしたらいいのか、考えてみたいと思います。
bootcamp的な何かに参加してみてるのもありかもしれませんね。
スライドにあるテンプレートとサンプルも参考にしてみたいと思います。

プロダクトバックログに関する質問の詳細については、以下のページに載っております。
スクラム道 Full Boost 「青物横丁制圧作戦」に参加しました。
http://modalsoul.github.com/report/2012/05/11/scrumdo-full-boost/

プロダクトバックログにおけるよくある質問と答え #scrumdo
http://www.ryuzee.com/contents/blog/5614

ストーリーポイントが時間と切り離されていることをどのように利用していけばいいのか、モヤッと感じました。

議論を通して一番印象に残ったのは、「疑問があれば話しあって共有して進む」という基本が一番大切なのだということでした。
作業に追われて疎かにしがちになってしまうので、気をつけたいと思います。

最後に、スクラム道スタッフの皆様、選手として登壇された方、盛り上げていた参加者、プランニングポーカーを提供して下さったマイクロソフト様、会場を提供して下さったバンダイナムコ未来研究所様ありがとうございました。

2012年5月14日月曜日

アジャイルサムライ読書会 横浜道場 「全体像を捉える」に参加してきました #agilesamurai #横浜道場

アジャイルサムライ読書会 横浜道場 「全体像を捉える」
http://kokucheese.com/event/index/36142/

アジャイルサムライ読書会 横浜道場 「全体像を捉える」 #agilesamurai #横浜道場
https://yukar.in/note/ckFnjp

今回は、第4章「全体像を捉える」の4.3パッケージデザインを作るからでした。
しかし、前回は3章の終わりまでしか出来なかったので、チームに4.1からやって見ませんかと提案したところ受け入れられました。
なので、私たちのチームは第4章全てでした。

第4章は以下の5つの質問から構成されています。
  1. 我々はなぜここにいるのか
  2. エレベーターピッチを作る
  3. パッケージデザインを作る
  4. やらないことリストを作る
  5. ご近所さんを探せ
それぞれの質問からプロジェクトの全体像に迫ります。

我々はなぜここにいるのか

04
チームのプロジェクトに対する考え方を共有するための質問だと考えます。
考えるのに必要な材料を集めることを怠ってはいけません。
司令官が意図が無いようなプロジェクトは、既に失敗しているのではないかと思います。

エレベーターピッチを作る

パッケージデザインを作る

02
プロジェクトの効能、ウリを目立たせるには、短い文章で伝える方法を考える必要があります。
その文章に至る過程でプロジェクトのゴールを認識出来るのではないかと思います。

やらないことリストを作る

01
今回のスコープでやらない範囲を視覚化することで、本当にやらなければならないことをはっきりさせられます。
おそらくインセプションデッキをメンテナンスしていく過程で一番更新頻度が多いのではないかと思います。

ご近所さんを探せ

03
作る側で考えると運用する人たちと信頼関係を築く必要があるのはすぐに出てきました。
その他に、プロダクトオーナーの周りを把握することで、対策を立てやすいという意見が出てました。

今回の各チームのシートを撮らせて頂きました。
http://flic.kr/s/aHsjzhwFhU

プロジェクトに対する様々な境界線を把握することが、全体像を捉えるということではないかと考えました。
  • 存在意義
    • プロジェクトの内側の境界線
  • エレベーターピッチ、パッケージデザイン
    • プロジェクトの外側の境界線
  • やらないことリスト
    • スコープの境界線
  • ご近所さん
    • プロジェクトに関わる人の境界線

インセプションデッキを作っていない且つ失敗するプロジェクトでは、後になってから気づくことが多いのではないでしょうか。
最初にやっておき、更新することでプロジェクトのゴールを共有することが出来るのではないかと思います。

最後に、少ない人数で健闘していらっしゃったスタッフの方々、参加者の皆様、会場を提供して下さった株式会社アットウェア様ありがとうございました。

次回もまたよろしくお願いいたします。