2012年6月9日土曜日

GlassFish Users Group Japan 勉強会 June 2012 に参加してきました #glassfishjp

GlassFish Users Group Japan 勉強会 June 2012
みんなの Java EE 6/GlassFish 再入門
http://atnd.org/events/28235

GlassFish Users Group Japan 勉強会 June 2012 #glassfishjp
http://togetter.com/li/315293


JavaOne2012に参加してからJavaEEについて、もっと知りたいと思うようになり、
Beginning JavaEE6を購入しました。
それ以来、少しづつBeginning JavaEE6の内容を進めてみました。
出来れば自分が携わっている今のプロダクトをJavaEEに置き換えていきたいと思っています。
GlassFishであれば参照実装なので、知っておくと他のアプリケーションサーバでも使えるのではないかと思います。

加藤田 益嗣 (@den2sn) 氏「GlassFishを4年間使ってきて思う事」




GlassFishを使っている方がどういった使い方をしているかなど体験談を聞く機会を持てたのが今回一番の収穫でした。
プレゼンのサービスも動きがあって面白いので、一度使ってみたいと思います。

久保 智 (@megascus) 氏「JavaEE6 First Application」


Beginning JavaEE6読みましょう。
NetBeansで作るときにMavenプロジェクトで作れば、IntelliJ IDEAやeclipseでも取り込めます。
NetBeansの自動生成機能を有効に使いつつ、慣れているIDEでいつもどおりにということもできるので個人的にオススメです。

久保田 (@sugarlife) 氏「Glassfishと他の (OSS) APP Server の取り巻く状況の比較」


コミュニティの状況から見たアプリケーションサーバの違いというのは、面白い発想だと感じました。

Tomcatが生き残り続けているのも、構築手順が他のアプリケーションサーバに比べ枯れているのと、
Linuxであればレポジトリに登録されているというのも大きいのではないかと思います。

蓮沼 賢志 (@btnrouge) 「GlassFishユーザー認証ワンポイントレッスン」

http://www.coppermine.jp/documents/programming/
GlassFishで利用できる認証と認可についてでした。

  • 認証(Authentication)
    • 主にサーバーで行いアクセスしてきたユーザに対して行う処理。
  • 認可(Authorization)
    • 認証されたユーザに対してアプリケーションが役割(Role)を割り当てる処理。
LDAPやJDBCのレルムについてまだわからない部分が多いので、じっくりやって行きたいと思いました。

Toshiaki Maki (@making) 氏 「Pure Java EE or Spring?」

JavaEE6BootCampで大変お世話になったスライドを作った方というのを初めて知りました。

Spring2.xのxmlの多さは異常だと思いますし、今の自社プロダクトもだんだんxmlが増えてきたてちょっと危険な兆候かなと感じてます。
Spring3.xからアノテーションとxmlの役割分担が出来るようになって、だいぶマシになってきているのではないでしょうか。
Springのいい点はDIから始められるということだと個人的には思っています。
徐々に他のコンポーネントと連携していくことが出来るので、こつこつ積み上げていくのが得意な人に向いているのではないでしょうか。

始めたばかりの私が思ったJavaEE6のいいところは、多少、実装によって細かい点は違うかもしれませんが、コンテキストを共有しやすいという点だと思います。
どちらも、チームがメンバーのスキルや保守のことを考えて決められるのが、一番望ましい結果になると思います。
上から押し付けられたとか、予め決まっていてそれしか使えないという理不尽な選択になることが多いと思いますが…

最後に

主催してくださった蓮沼さん、登壇者の皆様、会場を提供して下さった日本オラクル様
ありがとうございました。