2014年5月17日土曜日

GREE Tech Talk #05 に参加してきました #greetech05

GREE Tech Talk #05 並行/並列プログラミング
http://atnd.org/events/49339
http://techtalk5.labs.gree.jp/

第5回 GREE Tech Talk #greetech05
http://togetter.com/li/668018

はじめに

今年の目標の一つである並行/並列処理に関するいろいろな言語や実装の勉強のため、参加しました。

これまで、Asakusa Framework、Node.js、Erlangの勉強会に参加してきましたが、並行/並列処理をメインにした勉強会は初めてだったので、とても楽しみでした。

並行/並列プログラミング



参考書籍にJava並行処理プログラミングが挙げられていましたが、入手するタイミングがなかなか合わないため未だに手に入れてない状態なので、これを機に探してみたいと思います。

魔導書に書いていない、エラーハンドリング周りや、go/nodeの比較について(仮)

Erlangで監視ツリーの作り方とか、ScalaならAkkaがあるとか、GoやNode.jsならどうやるのか等、様々な言語を用いてどうやったらいいのかを知ることが出来ました。

それぞれの言語の特徴を活かして組み合わせて構築するのは、Vert.xでも役に立つと思うので続けていこうと思います。

Erlangを勉強するのに役に立つガイドの日本語訳の本が出るらしいです。

Learn You Some Erlang for Great Good!
http://learnyousomeerlang.com/contents

日本語訳
http://www.ymotongpoo.com/works/lyse-ja/index.html

Erlangの勉強会でも紹介されていたので、楽しみです。

STMの設計と進化

私が好きな言語であるGroovyにも並行/並列処理用のライブラリがありますが、そのGParsにもSTMがありました。 http://gpars.org/guide/guide/STM.html 内容としては、Multiverseというプロダクトを利用しているみたいです。 スライドの内容を見ながら、どの実装になっているのか見てみたいと思います。

サーバサイドの並行プログラミング(仮)

GREEではHaskellで書かれたサーバーを本番環境で既に使っているそうです。 ベンチマークにおいてC++との比較や、HaskellでSTMを利用するにはどうしたらいいのか等、実際に使われているからこそ出てくるお話がとても興味深いものでした。

おわりに

JavaのServlet周りでいろいろと痛い経験をしてきたので、ある程度の知識はあるつもりでしたが、今回参加して改めて足りないと感じました。 Java8から並行/並列処理を扱う手段がもう少し身近になったので、Vert.xではどうやって利用または解決をしているのか試しつつ勉強したいと思いました。 発表者の皆様、会場と食事まで用意して下さったGREE株式会社様、ありがとうございました。