「ストーリー収集ワークショップを開催しよう」
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アジャイルサムライ読書会 横浜道場 「ストーリー収集ワークショップを開催しよう」 #agilesamurai #横浜道場
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今回は、久しぶりの通常回です。
「6.4 ストーリー収集ワークショップを開催しよう」からでした。
ストーリー収集ワークショップ
実際にスクラムを実践されている方がテーブルにいらっしゃったので、実際にやっている内容を聞いて意見を出し合ったりしました。
特に文房具の使い方は、頷ける内容が多いように思いました。
例えば
- ホワイトボードは議論用に使ってあとで見直せるように印刷できるものやデジカメで保存するようにする。
- ストーリーカードは紙のサイズを制約として扱い、その一枚で表現する。
文章の限界ということを認識して絵や図を多用することで、お互いに共通認識を深めていくのが目的なのではないかなと感じました。
その他もろもろをブレインストーミング
「ご近所さんを探せ」などで出てきた、政治的プロセスの把握や、開発環境や運用に関する項目もこの場所で出すことで、そのストーリーがどこと関係しているのかや、どれくらいの規模なのかが見えてくるのではないかと思います。
あまり細かくしてしまうとストーリーが膨大になってしまいますし、粗いと漠然としすぎてしまって本当にやりたいことが隠れてしまうといような印象を受けました。
細かくするのは後のプラクティスでやるのはいいのですが、どの程度までの「粗さ」がこの段階で求められているのか疑問に思いました。
見積り
ここから第7章の「見積り:当てずっぽうの奥義」に入りました。
ここで出てきたのが「見積りの根拠」でした。
前回のスプリントから見積もることで相対的に見積もれるというのは分かるのですが、スプリントゼロの見積りはどれを基準にして相対的に見積もるのかなと思いました。
ただ、いわゆる「不確実性のコーン」に基づけば最初の見積りはどんなに頑張っても当てずっぽうなので、今までの経験から推測される根拠であればいいのかなとも思いました。
現状の契約ですとこれがコミットメントとして扱われてしまうから、無駄なものを作ってしまったり、デスマーチに陥ってしまったり、赤字なのにどんどんリソース突っ込んでしまったりといった不幸なことが起きてしまっていると思います。
スクラムやその他のアジャイル手法に適切な日本の商習慣にでも使える契約モデルとかどこかで公開してないでしょうかね。
最後に
今回も初参加の方がいらっしゃいました。だんだん参加される方も増えてきてディスカッションも毎回新鮮な感じを受けています。
次回もまた初参加の方とお話できればいいなと思います。
横浜道場のスタッフの皆様、参加者の方々、会場を提供して下さった株式会社アットウェア様、ありがとうございました。
次回もまた初参加の方とお話できればいいなと思います。
横浜道場のスタッフの皆様、参加者の方々、会場を提供して下さった株式会社アットウェア様、ありがとうございました。