2012年7月19日木曜日

Gradleトーキョー に参加してきました #jggug #gradle_ja #gradle_tokyo

Gradleトーキョー
http://atnd.org/events/30137

2012/07/18 Gradleトーキョー #jggug #gradle_ja #gradle_tokyo
http://togetter.com/li/340726

きっかけ

ここ数ヶ月今までant + ivyでビルドしていたプロダクトを徐々にgradleへ切り替える検証を行なっていました。
eclipseのtomcat pluginを前提としたプロダクトだったのですが、柔軟に設定が出来るおかげでなんとか上手くやれそうです。
また、gradleのおかげでgroovyを勉強する勢いがつきました。
gradleは、taskの中でgroovyスクリプトをGroovyShellを利用して呼ぶ出来るので、制約がいろいろあったりする特殊なプロダクトにうってつけです。
そんなgradleの勉強会が開かれると言う事で参加してきました。

gradle入門

gradleの良い点は、IDEのプラグインが優秀なのでeclipse、IDEAであれば簡単にそれぞれのプロジェクトが作れます。
gradleのイマイチな点は、mavenのようなテンプレートプラグインがまだ標準でついていないところです(テンプレートのプラグインは探すと見つかります)。
ただ、propertiesに標準のディレクトリパスを持っているので、それを利用してディレクトリを作るタスクを作ってしまうと言う事も出来ます。
gradleは、antのタスクも利用できますし、build.xmlも利用できます。なので、既存のbuild.xmlをそのまま利用するといったことも出来ます。
そのため、antからmavenへ移行するよりgradleへ移行する方がスムーズに出来ます。

gradle wrapper

gradle wrapperの良い所は、JDK1.6以上さえ入っていれば、環境設定をいじることなく実行できるので、デモ環境を作りやすいとこだと思います。
もちろんgradle wrapperからでも「--gui」のオプションをつけることでGUIで利用することが出来ます。
gradleのデーモン化も出来る等、gradleをインストールしている環境と同じことが出来るので、おすすめです。
wrapperの配置も簡単なので、配布するようなプロダクトでは使いましょう。

最後に

カスタムプラグインの作り方を学ぶことが出来たので、実際に作ってみたいと思いました。
講師の@mike_neckさん、gradle wrapperを解説してくださった@toru_inoueさん、会場を提供してくださったNTTソフトウェア様ありがとうございました。