2012年7月16日月曜日

第3回Playframework勉強会 に参加してきました #play_ja

第3回Playframework勉強会 #play_ja
http://playframeworkja.doorkeeper.jp/events/1231-%E7%AC%AC3%E5%9B%9Eplayframework%E5%8B%89%E5%BC%B7%E4%BC%9A-play_ja

2012/07/14 第3回Playframework勉強会 #play_ja
http://togetter.com/li/337676

きっかけ

告知されてから、あっという間に埋まってしまって、それでも参加したかったのでキャンセル待ちにしていました。
開催数日前になって、キャンセル待ちしてたおかげで参加することが出来るようになりました。

アップデートとロードマップ

1.3のアップデートにHibernate4への対応が含まれているというのが一番嬉しい内容でした。
ただし、DB moduleがHibernate3ベースなので多分使えなくなるのではないかと思います。
1.3以降はメンテナンスモードになってしまうそうなので、Play2も見据えて採用するといいかもしれません。

実例紹介

RESTでJSONを出力するフレームワークでフルスタックのものとなると数えるだけしかなくて、更にサクサク開発できるものとなるとやはりPlayが一番有力になってしまうと思います。
また、pluggableなので無ければ作って対応してしまうといったことも出来るのも良い所だと思います。
AWS使っている事例があったので、AWSでPlayを使ってどこまでスケールアップ出来るのかも今後お話が出てくると思うので楽しみです。

PlayとScala

Play2はNettyとAkkaで構成されているので、Javaで実装したとしても最終的にScalaを知らないとを原因をつかむことが難しいです。
あと厄介というか落とし穴になりやすいScalaTemplateの話もありました。半角スペースの有無でコンパイルが通らなかったりや「}」がパースされてしまったりといった実装周りから、吐き出されるhtmlが予想できないのでデザイナーさんとの連携が難しいといった実態の話もありました。
そのためGroovyTemplateのプラグインや将来velocityを利用したプラグインの公開されるかも?といった内容もあったので、View周りはHelperやFormといったViewModelを他のプラグインでも利用していくような形になっていくとより選択肢が増えていって利用しやすくなっていくのではないかと思います。

LT

LT中にhttp://playdocja.appspot.com/のライブリリースがありました。1.2の頃から翻訳されたドキュメントに助けられていたので2.0でもお世話になりたいと思います。githubに公開されているwikiとの連携もされていくそうなので楽しみです。
他にもプラグインの概要やPlay2でのAuth周り、HerokuとAWSのいいとこ取りの話など、今後詳しい内容を知りたいと思えるような内容ばかりでした。

最後に

今回は、実際に使われている方、運用に至った方の話を聞けたのは、とても勉強になりました。
一番印象に残ったのは、「テスト書かないのは人間レベルに達していない」でした。
人間になるためにもテストを書いて行こうと思います。

こういった勉強会に参加するのは、seedを見つけるためだと考えるようになりました。
そのまま食べてしまっても身にはなると思いますが、それではそれ以外のseedとのつながりを持ちにくいのではないかと思います。
それよりも、自分の土壌にいろいろなseedを植えて育てることで、総合的な果実を得られるのではないかと思います。
そういった意味でplayframeworkは、いろいろなseedが眠っている面白いproductだと思います。
日本Playframeworkユーザー会の皆様、参加された方々、会場を提供してくださったリクルートメディアテクノロジーラボ様ありがとうございました。
次回の勉強会も是非参加したいです。