2012年6月22日金曜日

アジャイルサムライ読書会 横浜道場 「荒ぶる四天王」 に参加してきました #agilesamurai #横浜道場

アジャイルサムライ読書会 横浜道場 「荒ぶる四天王」
http://kokucheese.com/event/index/41309/

アジャイルサムライ読書会 横浜道場 「荒ぶる四天王」 #agilesamurai #横浜道場
http://togetter.com/li/325229

今回は「5.4 何を諦めるのかをはっきりさせる」からでした。

何を諦めるのかをはっきりさせる

一時的に持ち出しまでして人員を増やしてスコープを守ろうとするけど、途中で出入りすることのデメリットは無視されがちだし、最終的に四天王全員に打ちのめされる結果に陥りがちだなと感じました。
プロジェクトで追い詰められる状況に陥る前に、最初の段階で優先順位を決めておくことで、逐次リソースを投入したり、品質を犠牲にしたり、納期を伸ばす交渉に全勢力を注ぐといったことを軽減出来るのでは無いかと思います。
このスライダーの意味は、相対的にどの価値を優先するかを表した「度合い」ということで、最小とはいえ、無視していいものではないということが分かりました。

前回捉えどころのないものでモヤッとした箇所が晴れました。
例えばイケてるデザインとユーザビリティならどちらを優先するのか等、プロジェクトの今後を左右しそうなものなど優先順位をつけなければならないような要素を出して、チームで話し合うということでした。

何がどれだけ必要なのか

Aチームを作るには、チームに必要な役割は何かを洗い出す必要があり、足りない部分をどうするのかをチームで決めなければなりません。
もし欲しい人材を迎えることが出来なかった場合、チームで教育していくのを選択することが多いと思います。その教育のコストをちゃんと計画に入れられることがなかなか出来ないのが現状だと思います。
また、チームにとって重要なのは「アジャイルな顧客」です。
プロジェクトの運転手として振る舞える顧客であればいいのですが、権限移譲が充分でない場合、優柔不断な場合は、どうするのか。
他のチームの発表では、チームがサポートするのをフィーチャーに組み込んでしまうという意見がありました。
それでもダメな場合もあるので、それは政治的な手段を取ることも止む得ないと思われます。
また、権限を持つ人に対してアジャイルサムライを読んでほしいという意見もありました。
私もアジャイルで開発する・しないに関わらず読んで欲しいと思います。

第5章を終えて

インセプションデッキを作ったとしてもまだ見積もりでコミットメントではないということが強調されていました。確かに話し合ったとしても粗削りな部分しか見えていないし、向かう方向を一緒にした程度で一緒に歩き出すにはまだ足りない部分が多いと思います。
インセプションデッキがチームビルディングに使えるという意見が出ました。
叩き台を元に自分たちがここにいる理由や不安に思っていること、やらないこと等大雑把でも話し合うことで、お互いに考えていることを知ることが出来ます。
コンテキストを共有出来れば、より同じ方向を向くのに役に立つと思いました。

まず、自分自身のインセプションデッキを作るのをやってみようと思います。

最後に

ウォーターフォールの歴史は全く知らなかったので、懇親会の闇LTはとても勉強になりました。


懇親会で興味深いLTをして下さった‏@shin_semiyaさん、初めて参加された方もいた参加者の皆様、横浜道場のスタッフの皆様、会場を提供して下さった株式会社アットウェア様ありがとうございました。
次回もよろしくお願いします。