2012年6月9日土曜日

アジャイルサムライ読書会 横浜道場 「具現化させる」 に参加してきました #agilesamurai #横浜道場

アジャイルサムライ読書会 横浜道場 「具現化させる」
http://kokucheese.com/event/index/39780/

アジャイルサムライ読書会 横浜道場 「具現化させる」 #agilesamurai #横浜道場
https://yukar.in/note/ckF3TE

特別編を挟んだので通常回は約一ヶ月ぶりです。

今回は、第5章「具現化させる」からでした。
5章は以下の課題を解決する内容になっています。
  1. 解決案を描く
  2. 夜も眠れなくなるような問題はなんだろう?
  3. 期間を見極める
  4. 何を諦めるのかはっきりさせる
  5. 何がどれだけ必要なのか
今回は、上記の4つまで進めました。

解決案を描く

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解決案をチームで洗い出しておくことで、ご近所さんややらないことリスト等で漏れていた部分が見えてくると思います。
一番大切なことは、チームでアーキテクチャを選択するということだと思います。
チームに関係ない人たちによって勝手に決められたものを使うと、
失敗する可能性や、誰も知らないから学習するための時間が必要だったり、その時間すらスケジュールに組み込んでもらえなかったりすると時間外にやらなければならない等余計にコストが掛かります。
もちろん新しい技術を導入してよりよいものを作っていくためには、必ずチーム全体で共有していくことが前提となるはずです。

夜も眠れなくなるような問題はなんだろう?

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チームで不安に思っていることを余裕のある最初のうちに洗い出しておくことで、取り戻せない状況に陥る前に対処できると思います。
そのリスクも手が届く範囲のものであれば、先手を打つことも出来るし、ショックを緩和することも出来ると思います。
「低スペックの開発マシン」というリスクは、取り組む価値のあるリスクなので、積極的に解決して行きましょう。

期間を見極める

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ランドール(ランディ)・D・モット
http://h50146.www5.hp.com/info/company/execteam/bios/mott.html

半年前から見た場合、現在を予想出来るかと言われた場合、去年から見た場合に比べて出来る部分が多いと思われます。
例え大規模なプロジェクトでも6ヶ月以内に区切ることで、要件の膨張率も抑えられますし、本当に価値のあるものを提供するには、
優先順位を付けなければならないという強制力が働くと思われます。
ここ一番大切なのは、この計画がコミットメントではないということです。
あくまでも予測でフィードバックを得ながら変えていく必要があるというのが重要です。

何を諦めるのかはっきりさせる

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案件によっては、固定されるものが変わってくるというのは確かにあります。
品質の定義を決めておくことで、変更しやすいと言われているスコープを見極めやすくなると思います。
ゴールを見据えながら、四天王と戦う方法を考えなければなりません。

ここで出てきた「捉えどころのないもの」をどうやって俎上に載せるのかが、モヤッとしました。

最後に

今回の各チームのシートはこちらです。
http://flic.kr/s/aHsjzUmYsq

今回のKPTはこちらです。
http://flic.kr/s/aHsjzNTbPg

初めて参加された方もいらっしゃったようなので、これからも横浜道場を継続して参加できるような雰囲気にしていきたいですね。
道場主不在にも関わらず運営して下さったスタッフの皆様、参加者の皆様、会場を提供して下さった株式会社アットウェア様
ありがとうございました。